タイの児童養護施設がCOVID-19で頑張る医療者たちにエールを送る

2020年4月3日に、ツナミクラフトのスタディツアーでいつも訪問するタイ南部パンガー県の児童養護施設「バーンターンナムチャイ」にて、施設で暮らす子どもたちが新型コロナウイルスによる肺炎(COVID-19)の流行で最前線に立つ医療者たちにエールを送りました。

「バーンターンナムチャイ」は、2004年スマトラ島沖地震によるインド洋大津波をきっかけに出来た児童養護施設で。タイ最悪の被災地ナムケム村にバンコクのスラムの教育や子どもの問題などに取り組む団体が、災害支援の経験がないにもかかわらず、津波から1週間たったころに被災地に入り家や家族を失った子どもたちを助けたことをルーツにしています。
タイ最大の3000人が暮らした避難所バンムアンキャンプなどで活動し、2006年11月に現在のタクアパ市郊外の場所に津波により家族を失った子どもたちが共同生活をする児童養護施設「バーンターンナムチャイ」が完成しました。
「バーンターンナムチャイ」は訳すると「心の水の家」さらに意訳すると「慈悲の家」という意味になります。「ナムチャイ」と言う言葉は、困った人に水を差し上げること、つまり相手を思いやり手を差し伸べるということです。
2011年3月に、ナムケム村に避難所兼幼稚園がオープンし、バーンターンナムチャイ財団としてバンコクの団体から独立しました。
東日本大震災発生直後の3月12日には、タクアパ市内で子どもたちがタイ舞踊を披露して募金活動を行い、20分間で日本円で約25万円を集めたそうです。ちなみに、タイ最悪の津波被災地ナムケム村では一日500円程度で生活をしている人が多いそうです。
現在は、津波を経験した子どもたちは成人となり卒業し、児童福祉施設で暮らす子どもたちは様々な問題で家族と暮らせない子どもたちばかりです。ここを卒業した子どもたちの中には、スタッフとして今度は子どもたちをサポートする仕事についた若者もいて。中には海外に留学して経営を学び、施設の役員となっている若者もいます。

ツナミクラフトでは、スタディツアーとしてこの施設バーンターンナムチャイに継続的に訪問し支援を行っています。日本からツアーの参加費用には、施設への寄付も含まれています。もちろん参加者から直接の寄付もできます。
また、バーンターンナムチャイの子どもたちは、日本から人が来て、日本の文化と触れる事を楽しみにしています。

医療者をサポートしたり、みんなで公衆衛生に取り組むことで、新型コロナウイルス(COVID-19)を抑え込むことが出来れば、また子どもたちに会えるようになります。

ツナミクラフトでは、コロナ騒ぎが落ち着き次第、子どもたちに会えるスタディツアーを実施できる準備をしています。興味のある方は、ツナミクラフトまでご連絡ください。

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※このページの写真は、バーンターンナムチャイのスタッフが撮影したものです。許可を得て掲載しています。

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