被災地をつなぐさをり織り 2022年活動募金 募集開始
熊本地震から6年が経過しました。
被災者支援団体ツナミクラフトは「被災地をつなぐさをり織り 2022年度活動募金」の募集を開始します。
今年度は、5月に熊本、9月に香港での展示とワークショップの実施が決定しており。そのほかに和歌山県などで実施を予定しています。現在20都道府県国外3か国ですが。今年度は、国外1か国と2.3県での実施を目指しています。
●募金先
【振込先】 郵便振替 00150-9-391101 ツナミクラフト
ゆうちょ銀行 〇一九 店(ゼロイチキユウ店) 当座 0391101 ツナミクラフト
5月1日より、タイの児童養護施設の子どもたちの絵を購入するかたちの募金を開始します。これは、ツナミクラフトの活動支援とタイ王国パンガー県の児童養護施設「バーンターンナムチャイ」の支援になります。コロナにより海外からの来訪者が減り、児童養護施設への寄付が減っております。ツナミクラフトでは毎年スタディツアーで訪問することで児童養護施設の支援をしてまいりましたが。昨年はスタディツアーがコロナのため実施できなかったため企画いたしました。
URLが決定次第、こちらに掲載します。
今年度の主な活動予定
1.熊本遠征
5月14日15日に熊本市内中心部で実施する「世界フェアトレードデー2022in熊本」の一環として「被災地をつなぐさをり織り」の展示及びワークショップを実施します。
今回、熊本で実施することになった背景は、熊本地震から6年が経過し、昨年度末に多くの公的支援が終了し。民間同士で、助け合いながら、残された問題の解決をしてゆかないといけないステージになっています。その解決方法のヒントとしてフェアトレードは有効です。2011年6月にアジア初のフェアトレードシティ(世界で1000都市目)として認証された熊本市で「被災地をつなぐさをり織り」の展示とワークショップを実施することで、ふだんのくらしの中や、ひととの繋がりの中で、様々な問題解決をすることを知ってもらおうと、ジョイントして実施することとなりました。
当日のたて糸は、岩手県の大槌はた織連合会が用意したものです。また、大きな水害があった人吉や海底火山噴火による災害にあったトンガなど、様々な繋がりをする催しとなっています。
また、熊本でつくるたて糸づくりも実施し、秋には香港でワークショップを予定しております。
2.香港
9月から10月にかけて、CCCD 社區文化發展中心(香港)と、アートはみんなのもの(日本・神戸市)との共催で、 the Jockey Club Creative Arts Centre (JCCAC) にて展示とワークショップが内定しております。そこに、作品を提供します。
3.東北フォローアップ
今年こそは、東北をめぐって直接フォローアップをします。車を買い替えました。
4.タイ・フォローアップ
2005年からハードに織り機を使っているので、渡航は未確定ですが、現地と連絡をとりながら、織り機の部品を日本から送ります。
スタディツアーが実施できなくても、児童養護施設やミャンマー人学校のフォローアップができる方策を実施します。
5.その他
・今年も和歌山での展示を予定しています。その他の展示場所を検討しております。
・2022年3月末で「さをり神戸」が長い年月の役割を終えました。新たな、阪神淡路大震災の展示を考えております。
・日本全国でウクライナからの難民の受け入れが始まっています。そこでも何かできないのか企画を練っています。ただ、避難民の一時受け入れであり、難民認定をして定住化するわけではないので、そのあたりを考慮しながら企画を考えています。
・社会教育士となったので、フェアトレード、災害の心のケアの学習できるパッケージづくり。
・募金をいただいた方には年次報告書をお送りいたします。
今後の活動に関しては随時伝えてゆきたいと思います。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。
ツナミクラフト 代表 社会教育士 東山高志
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