7月27日　フィリピン・ルソン島北部地震への対応　8月16日

北陸や東北の水害お見舞い申し上げます。

ツナミクラフトは「アジアなりわいネット」のアドバイザーを担当していることもあり。
2022年7月27日午前8時43分、北緯17.63度、東経120.74のルソン島北部アブラ州ラガンギラン(Lagangilang)から北に2kmの地点(震源の深さ25km)で、マグニチュード7.3の地震の支援活動をしていますので中間報告します。

マグニチュード7.3の直下型地震は、阪神淡路大震災と熊本地震とほぼ同じ感じです。

余震が続いていることで、家に帰れない人が多いこと。家は平地を農地などに活用するため、河岸段丘や山際の傾斜地に建てているためにがけ崩れの可能性があるということがあり、養生シートを支援することにしました。
マニラでは、3ｍ×6ｍの養生シートが1枚4000ペソ=約9440円するということで、シードバンクの基金を切り崩して20枚を現地コーディネーターのアラン先生に届けてもらいました。災害が多いので高騰しているようです。
この値段なら、日本で3.6m×5.4mの#3000の丈夫なブルーシート(1300円～2200円)を買ってEMSで送った方が安い(1枚当たり送料が約3000円)ということで、8月2日に20枚の国際速達郵便で送りました。

8月3日に「アジアなりわいネット」は、プレスリリースを流し、ブルーシートの寄付と、ブルーシートの送料とシードバンクの追加資金の募集をし。
今回、122枚のブルーシートを8箱に分けて送ることになりました。総重量は370kgになります。

ツナミクラフトは、輸入・輸出をやっているので、ブルーシートの受け入れ先となり。税関手続きから、配送手続き、輸出用の箱詰めを行いました。

当初は、国際速達郵便で送る予定でしたが、現地の様子を見て作戦を変更しました。

現地の状況

余震が収まってきて、野宿をする人が減ってきた。
9月から10月にかけて、雨季の最後の豪雨が予想される。

ということで、以下のように作戦変更をしました。

新しい作戦

船便を使って送料を安く抑えて、切り崩したシードバンクの基金をもとに戻す。
9月から10月にかけて、雨季の最後の豪雨の時期にブルーシートの需要が発生するのでその時期に到着するようにする。
アブラ州の災害対応を担当する部署と連携する。
2.3年は使える丈夫なものなので、被災者に与えるのではなく、貸し出す形にする。

というかたちにしました。

ツナミクラフトは、引き続き、フィリピンの地震と水害についてサポートいたします。

【アジアなりわいネットに支援する方法】

■寄付に関するお客様の連絡先　まずご一報ください。

担当　　：加川真美
TEL　　： 090-6668-6127
Mail　　： mami.kagawa@gmail.com
振込先　：口座名：ゆうちょ銀行　店名：四三八(ヨンサンハチ)　店番：438　普通預金口座8968284 アジアナリワイネット
Facebook： http://facebook.com/groups/asia.livelihood.network

【ツナミクラフトに支援する方法】

ツナミクラフトは、日本国内だけでなく、タイ、フィリピン、インドネシアなど東南アジアの町村落が元気になるお手伝い。「アートはみんなのもの」と連携して、香港でのアートとインクルージョンの祭典のサポートをいたします。また、海外体験学習プログラムを再開させるための活動。学校や会社に通うことがつらい方のきっかけづくりや。社会教育士としての、SDGsの教育、遠隔教育プログラム、生涯学習、地域学習を行ています。
通常のNPOは、行政からの事業の受託、補助金、助成金で活動しておりますが。ツナミクラフトは、フェアトレード品の販売及び、スタディツアーコーディネート、コンサルタント、イベント制作、講演やワークショップ、そして寄付金で活動資金を得ています。
つまり、税金を元手として活動をしていません。みなさんの応援が頼りです。よろしくお願いします。

※コロナになって、コロナの支援金以外は、直接税金が原資の活動をしてきませんでした。
※自立の支援をした団体が公的な助成金を受けられるお手伝いはしました。
※地方行政に活動が認められ、無償で会場を貸していただいたことはあります。こういうご支援はありがたいです。