トルコ南部ガジアンテップ付近で2023年2月6日に起きたマグニチュード7・8の地震で、トルコとトルコと国境をまたいだシリアに大きな被害が起きており大変心を痛めております。

トルコは、親日国として有名で、本州最南端の町、和歌山県串本付近で1890年に起きた、オスマントルコの軍艦のエルトゥールル号遭難事件の対応が評価され、日本とトルコとの関係に大きく影響を受けているそうです。串本では今も5年おきに慰霊祭を行っているそうな。
東日本大震災の時、本州最東端の町、宮古市でみかけたのですが。三陸鉄道にトルコ航空のラッピング車両がありました。ありがたいです。

だから、トルコで大変な災害が起きたことは心配でなりません。

一方で、被災者は、国籍も民族も性別も関係ありません。「人間の安全保障」が重要です。

トルコと国境をまたいだシリア側もとても心配でなりません。
トルコはウクライナとともにEUの加盟を目指している国ということもあり、ヨーロッパからの支援が届きつつあるようですが。シリアは2011年から内戦が続いています。
今回の地震の地域はトルコ側も含めてメソポタニア方言地域で、イラク、トルコ、シリアの国境をまたいだ共通の文化を持っている地域です。
2月8日現在、シリアにはアルジェリアなどからの支援が入っているそうです。
内戦の続いているシリア国内の情勢の詳細はわかりませんが。政府に対して他国から災害支援をした場合、反政府側の被災者に対して災害支援活動ができるのか。内戦状態で例えばNGOなどが救援活動ができるのかという問題があります。
災害派遣であっても、例えば自衛隊が海外の被災地に入った場合は他国から軍隊が来たと捉えられるので、紛争地帯では敵だと判断されるケースがあるそうです。だから、ある隊員のアイデアで、自衛隊の支援のトラックにアニメやマンガのキャラクターを描いた布をつけて子どもから敵ではないと認識してもらい。そこから大人に安心してもらい災害地の医療にとりかかることができたという事例を聞いたことがあります。

また、国外からの支援活動によって、いろんな人が流入するわけですが。それが良い結果につながれば良いのですが。支援が行き届く地域と、支援が行き届かない地域との格差ができるなどで新たな火種になるとか。どさくさに紛れて、困っている人のところに悪い奴らが入り込むという事が発生する可能性もあります。

2004年のスマトラ島沖地震においては、インドネシアのアチェやスリランカは、災害をきっかけに紛争が停止しましたが。

この地震による人道支援をきっかけに、紛争が解決の方向に進んだり、誰もが普通の生活に戻れるようになることを祈ります。

ツナミクラフトでは、今のところ直接的な支援は難しいですが。
まずは、命が助かること。そして、穏やかに暮らせることを祈っております。