なぜ、「1000日目」にこだわるのか
7月18日17時よりスタートした私たちのクラウドファンディングですが、事前の告知が十分に行き届いていなかったにもかかわらず、開始からわずか2日の間に、最初の温かいご支援をいただくことができました。この場を借りて、心より深く感謝申し上げます。
皆さまの「最初の一歩」の応援が、どれほど私たちの励みになっているか分かりません。本当にありがとうございます。
今回は、今回のプロジェクトのタイトルにも含まれている「なぜ、震災から3年目を前にした『1000日目』という節目にこだわるのか」について、その理由をお話しさせていただきます。
プロジェクト名:能登地震1000日目から国内外の被災地を「さをり織り」で生きる知恵を未来へ繋ぐ
プロジェクト詳細・ページはこちら:
東日本大震災をはじめ、これまでの多くの被災地を訪ねる中で、現地の方々から共通して伺う言葉があります。それは、「自分たちが忘れられてしまうのが、一番つらい」ということです。
震災直後は日本中、世界中から注目が集まりますが、時間が経つにつれて報道は減り、周囲の関心は薄れていきます。
昨今、斉藤元彦知事の諸々の問題などが引き金となり、兵庫県政や知事の定例記者会見そのものへ世間の注目が徐々に集まりつつあります。そうした厳しい目が注がれる公の場において、2025年1月には震災の犠牲者数が誤って発言され、さらに2026年7月15日には復興の象徴として大切に歌い継がれた楽曲「しあわせ運べるように」の曲名までもが間違って発言されました。
トップの口からこうした「小さな忘れ去られ方」が公の場で発せられ、積み重なっていくこと。それこそが、被災者の方々がもっとも恐れ、傷つく瞬間でもあるのです。
記者たちから知事へ、その間違いを厳しく指摘する質問が相次いだ背景には、「震災の記憶や被災者の存在が、組織や社会の中で軽視され、忘れ去られつつあるのではないか」という強い危機感からです。
震災から3〜5年目に訪れる「復興の実感がわかない」という壁
今回のプロジェクトだけなく、過去のプロジェクト「被災地をつなぐさをり織り Cruise around Tsunami Havens」は、東日本大震災から1000日目の2013年12月4日から始め、現在も継続しています。
震災から3年目を前にした『1000日目』という節目にこだわっています。
それは、震災から3年目から5年目にかけての時期は、復興の歩みにおいて非常に難しい局面を迎えるからです。
形のある復興事業(インフラの整備など)がまだ完全には完成していない一方で、時間の経過とともに「目に見える変化(進捗)」は、災害直後や急性期に比べて見えにくくなります。どれだけ現地の人々が血のにじむような努力を続けていても、周囲からは「もう落ち着いたのではないか」と思われがちになり、結果として「復興の実感がわかない」という状況に陥りやすいのが、この3年目から5年目の時期なのです。
だからこそ私たちは、この「1000日目」というタイミングから、改めて国内外の被災地でいま何が起こっているのか、皆さんの関心をもう一度引き寄せることが重要です。
10年後、20年後の未来に向けて「背筋を伸ばして生きる」ために
思い返せば、東日本大震災から1000日目を迎えた2013年12月4日、私たちは一つのスローガンを掲げました。

災害によって様々な経験をしても、手仕事を通じて仲間をつくり自らの手で尊厳を取り戻す。10年後、20年後の未来に向けて「背筋を伸ばして生きていく」。そのための生きる知恵を、過去から未来へと繋いでいくことが私たちの使命です。
クラウドファンディングを成功させるために、皆さまの「最初の一歩」の協力がどうしても不可欠です。
実は、クラウドファンディングでは「スタートから最初の一週間で目標の3割」を達成できると、その後の成功率が格段に上がると言われています。少し出遅れていますが、最初のスタートダッシュで勢いがつくことで、より多くの方にこの活動の存在が届き、支援の輪が広がっていきます。
つきましては、この大切な時期に、皆さまにSNS等での拡散・シェアを【強く】お願いしたく存じます。
皆さまに「シェア」を強くお願いする理由
SNS(XやFacebook、Instagramなど)や口コミで「こんなプロジェクトが始まっているよ」とトップ画像やURL付きでシェアしていただけないでしょうか。
私たちが今回、直接のご支援以上にこのシェアを何よりも強くお願いするのには、大切な理由があります。
たとえ今回、直接のご支援には至らなかったとしても、皆さまがシェアしてくださることで、
- 震災から3〜5年目に訪れる「復興の実感がわかない」という壁があること
- 被災者の方々が何よりも恐れている「忘れ去られてしまうのではないか」という不安の中にいること
を、まずは一人でも多くの方に「知ってもらう」ことができるからです。
それを知っていただいた上で、私たちのプロジェクトを応援していただくのも本当にありがたいことですし、あるいは能登をはじめとする他の地域のプロジェクトや、ご自身が共感する別の形の支援へと繋がっていくのでも、私たちは心から嬉しく思います。
大切なのは、社会全体で被災地への関心を途切れさせないことです。知る人が増え、それぞれの場所でアクションが生まれれば、結果としてより広く、多様な方法で、現地への厚い支援へと結びついていきます。
皆さまのひとつのシェアが、その大きな循環を生み出す最初の一歩になります。
現地の人々が主体となり、手仕事を通じて背筋を伸ばして生きていける環境を整えるために。 皆さまの温かい応援と、これからの協力をどうぞよろしくお願いいたします。
プロジェクトページはこちらhttps://camp-fire.jp/projects/945144/view
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