1/8-18 さをり神戸にてツナミクラフトと「大槌はた織り連合会」の展示販売

 2010年から1月にHDC神戸の地下一階のステーション広場にて、さをりひろば主催の「1.17」というイベントの中でツナミクラフトの販売を行っていたのですが。今年は、コロナの流行とビル側の諸事象により会場が使えなくなったので。同じビル内のさをり神戸にて行う事になりました。

展示は、被災地をつなぐさをり織りの一部と映像。そしてシンサイミライノハナです。
販売は、ツナミクラフトと大槌はた織り連合会です。

大槌はた織り連合会は、東日本大震災をきっかけに気仙沼に拠点を作ったドイツの会社の毛糸を使った作品など力作だらけです。
ここまでくるのは長い道のりがありました。

大槌はた織り連合会は、東日本大震災をきっかけに始まった三陸さをり織りプロジェクトによって活動を始めた、岩手県大槌町の3つのさをり織りのグループにより結成しました。三陸道の開通で行き来がしやすくなったことにより、宮城県の気仙沼市の毛糸による復興支援プロジェクトなど、沿岸地域の他のプロジェクトとゆるく繋がりながら活動をしています。

大槌町は津波の被害が甚大であったためにさをり織りへの関心が高かったのですが導入が遅れました。三陸さをり織りプロジェクトが、宮古市の宮古若者サポートステーションで第一回目の体験会を実施し、その日の昼のNHKニュースで報道されたのですが。そのニュースを見て、機織りをしたいとやって来たのが大槌町の方でした。
今でこそ三陸道を利用すれば自動車で20-30分で移動できる宮古と大槌ですが、当時は復旧工事や仮設道を使ったり復興工事の車両による交通量増加により1時間半から2時間かかりました。
午後3時前だったと記憶しているので、昼のニュースをテレビで見て、織りたいという、いともたってもいられない気持ちになって、昼ご飯を食べてすぐに車に乗り込んでやってきた。

しかし、大槌町にはなかなか機織りをする場所がありませんでした。土地が少なく、被害が大きかったこと。被害が大きいと報道されたためにいろんな支援活動が集中したり、役場が被災し首長を始め多くの職員が犠牲になり行政崩壊があったため意思決定や調整が困難になっていました。

元海外青年協力隊の方だったり、釜石の団体だったり、大槌町にさをり織りを導入する動きがありましたが、長崎県のカトリックの方々が中心となって活動していたカリタス大槌による活動でようやく大槌町にさをり織りが定期的に実施できるようになりました。
初代ベース長の神父さんが、被災者の力で自立させていくという信念を持たれていたのと、三陸さをり織りプロジェクトのグループで自立して活動をするというのが同じ方向に向いていたから出来たのかと思います。

仮設住宅や復興住宅の集会所での活動の他に、大槌町に震災前からあるショッピングモールにて展示体験交流会やファッションショーを実施して、地域の方に広める活動をしました。

2017年ごろに大槌町で活動をしているさをり織りのグループのうち3つによって大槌はた織り連合会を結成しました。

当初から予定していたカリタス大槌の撤退、活動場所の閉鎖など様々なことがありましたが。大槌はた織り連合会は、三陸道開通、三陸鉄道リアス線全通などを通じて、沿岸地域とつながりながら活動を続けています。

タイのさをり織りもですが、製品として収入にしている作品なので、奔放な作品は少ないのですが。そのぶんしっかりとした作品となっています。

是非、この目で見てみて、気に入ったものがあればご購入下さい。 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です