150年の時を超えて 和歌山県広川町展示

2021年12月24日~26日まで、和歌山県広川町の「稲むらの火の館」で、「被災地をつなぐさをり織」の展示とワークショップを実施しました。

「稲むらの火の館」は、小泉八雲の「稲むらの火」のモデルとなった安政元年(嘉永7年)11月5日(新暦1854年12月24日)に発生した「安政南海地震」による大津波での濱ロ梧陵の偉業と精神、教訓を学び受け継いでゆくためにつくられた施設です。
ここには、安政南海地震から150年後の2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震による津波の被害が大きかった、インドネシアのアチェの津波資料館の分室もあります。

濱ロ梧陵は、夕方から夜にかけて襲った津波の被災者のために、暗いところで逃げられるように避難の目印となる火をともしたことだけでなく。私財を投じて、村人にお給金を払って堤防をつくり後の津波から村を守ったり。教育に力をいれました。

これは、規模は全く違いますが、津波後の仕事づくりや教育など、ツナミクラフトの活動とすごく共通点があり、今回の展示および、ワークショップにつながりました。

津波防災教育センター3階の展示
津波防災教育センター2階では、時を越えて繋がることを布で表現しました。
2階の奥にあるアチェ津波博物館のコーナー

旧濱ロ梧陵邸の濱ロ梧陵記念館では「被災地をつなぐさをり織り」の機織りワークショップを行いました。

茶室以外は火災によって大正時代に建て替えられたものですが。現代ではない材料が使われていたりと歴史的建造物としての風情を残しつつ。冷暖房や火災防止装置などがうまくとりつけられています。

稲むらの火の館

広川町では、安政南海地震の50年後から「津波祭り」という、広村堤防に土を盛るなどの行事が始まり。それから100年以上が経過しても続いています。

「被災地をつなぐさをり織り」も、1105メートルになったら、広村堤防の松林に展示しようかな。まだ、半分もいってないですけど。

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